いきなり家族が4人も増えたら、あなたはどうしますか…?


Little*Song


私は普通に終えるはずだった高校生活1日目を波乱万丈に過ごしていた。

「なぁ、。」
「何ですか…」
現在は家族5人で私の家へと帰宅中。
「俺のことお兄ちゃんって呼んでさっ!」
いきなり逢って、初めて話して。
それなのにラビは帰宅途中も私の首に腕をからめてきている。
「お兄…ちゃんですか?」
「そうっ!それ!俺ずっとそう呼んでほしかったんさ!」
そんなに嬉しいのだろうか。私に向かって満足そうな笑みを浮かべてお兄ちゃんは今度は私の手を握ってきた。
すると横から…
「ちょっとラビ!さっきから黙って見てれば何してるんですかっ!」
アレンがいきなり私とお兄ちゃんの間に入ってきた。
「五月蠅いさっ!アレン。せっかく良いところだったのに…」
「何がいいところですか。僕のをたぶらかしてっ!!」
「何が”僕の”さっ!」
二人がギンギンに睨み合っていると横から神田とリナリーが話しかけてきた。
「ねぇねぇっ!っ!家族なんだし敬語は無しにしない?」
「えっ?」
「あんな馬鹿二人に敬語使うのも何だしな。」
確かに家族に敬語も変かも…うんっ!そうだ
「じゃあ、リナリーって呼んでもいい?もちろん敬語も使わない!」
「…うんっ!これからよろしくね!っ!」
「ありがと!あと神田って呼びにくいからユウ兄でいい…かな?」
「…好きにしろ。」
少し照れながらもそう言った神田。それを二人が見逃すわけもなく。
「あっ!ユウが照れてるさっ!」
「神田のくせに生意気ですね。」
「うるせェぞ!テメェら斬るぞ…!」
「うわー!ユウが怒ったー!」

そんな光景に私は思わず私は思わず笑ってしまう。
横でリナリーも笑っていた。
「ね?。」
「え?」
いきなり話しかけられて驚いた。
「私たち、逢ったのは初めてだけど…」
「?」
「あんな風に笑ってるアレン君もラビも神田も、もちろん私も…皆貴方に逢うのをずっと楽しみにしてたの。」
「…うん。」
「だから、今まで逢えなかった分の時間もこれから取り戻しましょ?私たち家族なんだもん。」
リナリーの言葉が私の胸を温めてくれた気がした。

これからは独りじゃない。皆が一緒にいてくれるんだ。

そう思って私はリナリーに思いっきり飛びついて、

「うんっ!これからよろしくねっ!」

はとびっきりの笑顔でリナリー、アレン、ラビ、神田に向かってそう言った。





あとがき。
無理…。文章ぐだぐだでごめんなさい…
またもや短文…。次回から本気で家族話になってきます。
次回はお家にGo!コムイさんも出てきます!(多分…)

2008.11.09 初書き。